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2026/01/20
歯周病治療
菌血症が招く全身疾患リスク⑥「心血管疾患」
歯周病と心血管疾患の関連性は、近年ますます注目されている重要な疾患間の関係です。特に、歯周病による菌血症が、心臓血管系の疾患である動脈硬化の進行を促進する可能性が指摘されています。動脈硬化は、血管内にコレステロールや炎症が蓄積し、血管が硬くなる病態であり、心筋梗塞や脳卒中などの重篤な合併症を引き起こす原因となります。

研究によると、歯周病による口腔内の炎症や感染が進行すると、歯肉や歯槽骨の組織から細菌が血流中に侵入し、それが動脈硬化の進行に影響を及ぼす可能性があります。特に、歯周病関連の細菌であるレッドコンプレックスのP.g菌やT.d菌が、動脈硬化の病変部から高い頻度で見つかることが報告されています。

これらの歯周病関連の細菌が血管内に侵入することで、炎症反応や血栓形成が促進され、動脈硬化の進行を加速させる可能性があります。また、炎症性サイトカインや酵素の過剰な産生が、血管内皮細胞の損傷や線維形成を引き起こし、血管の健康を損なう可能性があります。



さらに、歯周病と心血管疾患の関連性は、炎症反応や免疫応答の相互作用によるものとも考えられています。歯周病による口腔内の炎症が持続すると、体内の炎症反応が慢性化し、血管内での炎症が増加する可能性があります。このような炎症性反応が、動脈硬化の進行を加速させる一因となる可能性があるとされています。

歯周病による菌血症が全身に広がると、心臓や血管系の組織にも影響を及ぼす可能性があります。特に、心筋や心臓弁膜などの重要な臓器に菌が侵入することで、炎症反応や組織損傷が引き起こされる可能性があります。これにより、心臓機能の低下や心臓弁膜疾患などが発症するリスクが高まる可能性が考えられます。

したがって、歯周病と心血管疾患の関連性は、菌血症による炎症反応や免疫応答の複合的な影響によるものと考えられます。そのため、口腔内の健康を維持し、歯周病を予防・治療することが、心血管系の疾患リスクを低減するために重要です。定期的な歯科検診や適切な歯磨き、歯周病治療などを通じて、口腔内の炎症や感染を管理し、全身の健康を守ることが必要です。また、歯科医と心臓専門医などの連携も重要であり、総合的なアプローチによって健康リスクを最小限に抑えることが重要です。


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この記事を書いた人

寺田町おとなこども歯科矯正歯科
厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
寺田町おとなこども歯科矯正歯科の上垣公彰です。


プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。


趣味はマンガと旅行です。


最近ハマっているマンガトップ3!! 
1,信じていた仲間たちにダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間たちを手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&『ざまぁ!』します!
2,キン肉マン
3,カグラバチ

殿堂入り
 ワンピース

 

もう一度いきたい場所は
長野県のアルプス公園です!!

ここにあるアルプスドリームコースターが最高です!!