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2025/02/14
寺田町おとなこども歯科の取り組み
「チョコなのに、むし歯を防ぐ理由」
今日はバレンタインデーですねのでチョコレートに関するお話を1つしますね。

砂糖がむし歯の原因となるメカニズムは、まず口腔内に存在するミュータンス菌が、砂糖をエネルギー源として利用することにあります。砂糖を消化する際、ミュータンス菌は酸を生成し、その結果として歯垢(プラーク)が形成されます。このプラークが歯の表面やすき間に蓄積されると、そこに住む細菌が砂糖を分解し、さらに酸を生産します。

このプロセスによって口腔内のpHが低下し、歯のエナメル質が溶け出す酸性状態が続くことで、歯の表面にむし歯が発生する可能性が高まります。特に、砂糖を多く含む食品や飲料を摂取した後に歯磨きを怠ると、プラークが硬化して歯石となり、歯垢を完全に取り除くことが難しくなります。

そこで、キシリトール100%のチョコレートがむし歯予防に効果的である理由は、砂糖とは異なり、キシリトールがミュータンス菌の繁殖を抑制し、口腔内のpHを中立に保つことができるからです。また、キシリトールは唾液の分泌を促進し、口腔内の洗浄作用を高めるため、歯垢やプラークの形成を防ぎます。キシリトールのむし歯予防効果をしっかりと出すためには噛んで食べるのではなく舐めることで口の中にキシリトールの作用が続く時間を長くできます。

キシリトールは歯の再石灰を促進し、エナメル質を強化する作用もあります。つまり、キシリトール100%のチョコレートを摂取することで、口腔内のバランスを保ちながら、歯を守る効果が期待できるのです。そのため、チョコなのにむし歯を防ぐことが可能なのは、キシリトールが持つこれらの特性によるものです。


「歯医者さんが作ったチョコレート」は、むし歯予防に効果的な「キシリトール100%」を使用した製品です。キシリトールは、砂糖と異なり口腔内の細菌によって発酵されず、酸を生成しないため、歯の表面を溶かすリスクを軽減します。この特性により、キシリトールはむし歯の主要な原因である砂糖の代替として重要な役割を果たします。
研究によると、キシリトールは歯の再石灰化を促進し、むし歯菌の成長を抑制する効果もあります。さらに、WHO(世界保健機構)の実験結果も、キシリトールがむし歯予防だけでなく、歯を強化する効果があることを示しています。そのため、「歯医者さんが作ったチョコレート」のような製品は、キシリトールを積極的に摂取することで、口腔内の健康を維持するのに有効な選択肢となります。

さらに、キシリトールは天然の甘味料であり、砂糖の約3分の1のカロリーしか含まないため、ダイエットにも適した食品添加物としても注目されています。このように、キシリトールは甘さを楽しみながらも口腔内の健康をサポートする優れた成分であり、「歯医者さんが作ったチョコレート」などを通して、その効果を享受することができます。そして、キシリトール100%を使用した製品は、むし歯予防において非常に有益であり、口腔内の健康を維持するために推奨される食品と言えます。



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この記事を書いた人

歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。