2025/05/09
予防歯科
「メタボリックドミノの最初のドミノ」
むし歯や歯周病は、口腔内の細菌が歯垢や歯石といった歯の表面に付着し、炎症を引き起こす疾患です。これらの疾患が放置されると、口腔内の細菌が血液やリンパ管を通じて全身に広がり、様々な重篤な疾患を引き起こす可能性があります。
例えば、むし歯や歯周病によって口腔内の細菌が血液中に侵入すると、炎症反応が引き起こされ、血管内皮に障害を与える可能性があります。これにより、血管が硬化し、動脈硬化や高血圧、心臓病などの疾患のリスクが高まります。さらに、口腔内の細菌が脳に到達すると、脳梗塞を引き起こすリスクも増加します。
また、口腔内の炎症が慢性化すると、全身の炎症反応が活性化され、免疫系のバランスが崩れることで糖尿病の発症や進行を促進する可能性があります。さらに、歯周病によって口腔内の細菌が誤嚥し、肺炎を引き起こすリスクも考えられます。
さらに、口腔内の炎症が全身に及ぼす影響は、認知症や関節炎などの疾患にも関連しているとされています。口腔内の細菌が血液中に侵入することで、脳や関節に炎症を引き起こす可能性があります。特に、認知症と口腔内の疾患との関連性が近年注目されており、口腔内の健康が認知機能にも影響を及ぼす可能性が指摘されています。
そのため、むし歯や歯周病を放置せず、定期的な歯科検診や適切な歯磨き、口腔ケアを行うことが重要です。また、バランスの取れた食事や適度な運動、ストレス管理など、全身の健康をサポートする生活習慣も重要です。
健康な口腔内環境を維持することは、メタボリックドミノの最初のドミノを倒すこととも言えます。口腔内の健康が全身の健康に及ぼす影響を理解し、予防を重視することで、様々な重篤な疾患のリスクを低減し、健康な生活を送ることができるでしょう。口腔内ケアを怠らず、総合的な健康管理に努めることが大切です。
かかりつけ歯科、マタニティ歯科、痛くない麻酔、無痛治療、笑気麻酔、子供のむし歯予防、虫歯治療、光学印象、精密根管治療、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)、フッ素塗布、フッ素イオン導入、大人の予防歯科、目立たない入れ歯治療、歯周病治療、親知らずの抜歯、クリーニング、保険診療全般のこと、競技用マウスピース(BOOSTECTORブーステクター)、セラミックインプラント、成人矯正、マウスピース矯正(インビザライン)、小児矯正(マイオブレース)、MRC矯正、メタルフリー治療(金属アレルギー対応)、セラミック治療、歯質強石灰化システム(CAPシステム)+スーパーポリリンホワイトニング、ハイブリッドポリリンホワイトニングシステム、PBMオルソ(デンタルヘルスガード)等々、お口の事ならどんな些細なことでも天王寺区天王寺駅から環状線で1駅の大阪市生野区寺田町にあるママと子供に優しく、丁寧なカウンセリングでむし歯にしない駅近くの患者さん1人ごとにヨーロッパ基準の滅菌器で滅菌、消毒をしっかりする小児歯科であり歯髄細胞バンク認定歯科施設の「寺田町おとなこども歯科矯正歯科」へご相談ください。阿倍野区源ヶ橋のバス停から徒歩1分。24時間ネット予約対応しています。クレジットカード決済、QRコード決済も可能な歯医者です。
あなたへオススメの記事
この記事を書いた人

歯科医師 厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。