2025/04/17
歯周病治療
「喫煙で口の中が危険に?歯周病との深い関係」
喫煙は、口腔内の健康に深刻な悪影響を及ぼすことが科学的に証明されています。特に、歯周病との関連性は非常に強く、ニコチンなどの有害物質が口腔内の血管を収縮させることで、血流が減少し、結果として酸欠や栄養不足の状態が引き起こされます。
歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨が炎症を起こす疾患であり、放置すると歯を失うリスクが高まります。喫煙によって血流が減少すると、歯周組織に必要な酸素や栄養が不足し、病原菌の繁殖を促進するとともに、炎症の治癒能力が低下します。このため、歯周病の進行が加速し、重症化する可能性が高まります。
さらに、喫煙によって免疫機能が低下し、病気に対する抵抗力が弱まることも歯周病のリスクを高めます。免疫機能が低下すると、口腔内の病原菌や細菌が増殖しやすくなり、歯周病の症状が悪化する可能性が高まります。また、喫煙によって口腔内の環境が酸性化しやすくなるため、歯垢や歯石の付着が増え、歯周病の進行を助長します。
喫煙による口腔内の健康への悪影響は、歯周病だけでなく、口内炎や口腔癌など他の疾患にも関連しています。喫煙によって口腔内の粘膜が刺激されることで、口内炎が発生しやすくなります。口内炎は口の中の粘膜にできる潰瘍であり、痛みや不快感を引き起こすだけでなく、口内炎が慢性化すると口腔内の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
さらに、喫煙は口腔内の組織にダメージを与え、口腔癌のリスクを高める要因となります。喫煙によって口腔内の細胞が損傷されると、正常な細胞の増殖や分化が乱れ、がん細胞が生じやすくなります。口腔癌は、口腔内のさまざまな部位に発生する可能性があり、進行すると摂食や発音に支障をきたすだけでなく、生命にも影響を及ぼす危険な疾患です。
喫煙による口腔内の健康への悪影響は、治療が難しいほど進行が進んでしまうことが多いため、予防が非常に重要です。口腔内の健康を守るためには、喫煙を避けることはもちろん、定期的な歯科検診や適切な口腔ケアを行うことが欠かせません。また、口腔内の異変や症状がある場合には、早めに歯科医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。
喫煙と口腔内の健康の関連性は、科学的にも明らかにされており、口腔内の健康を守るためには禁煙を含む健康的な生活習慣の確立が不可欠です。口腔内の健康は全身の健康と密接に関連しており、口腔内の疾患が全身の疾患につながる可能性もあるため、口腔ケアの重要性を理解し、適切な対策を講じることが健康維持の基本となります。
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この記事を書いた人

歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。
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