2025/01/31
歯周病治療
「歯周外科治療における術後管理」
歯周外科治療において、術後2週間での抜糸は一般的なプロセスとされています。この期間中、患者様は適切なセルフケアを行うことが重要となります。抜糸までのセルフケアにおいて、口腔内の清潔さを保つことは非常に重要です。特に、口腔内の細菌感染を予防し、術後の炎症や感染を防ぐためには、適切な洗口剤の使用が欠かせません。
コンクールFは、グルコル酸クロルヘキシジンを含む洗口剤であり、口腔内の細菌の繁殖を抑制し、口臭や歯周病の予防に効果的です。術後の口腔内の清掃には、コンクールFを使用した含漱が推奨されます。コンクールFを含む洗口剤は、口腔内の残留物や細菌を除去し、口中の清涼感をもたらすことで口腔内の清潔さを保つのに役立ちます。
抜糸までのセルフケアにおいて、口腔内の清潔さを保つために、コンクールFを用いた含漱のみを行います。
歯周外科治療後の抜糸後は、患者様の口腔ケアにおいて非常に重要な期間となります。この時期には、プロフェッショナルケアが必要とされ、特にプラーク(歯垢)の除去が重要です。プラークは、口腔内の細菌が歯の表面に付着して形成される膜状の物質であり、歯周病や虫歯の原因となります。そのため、適切なプラークの除去が口腔の健康を維持する上で欠かせません。
プロフェッショナルケアにおけるプラークの除去方法として、軟毛の歯ブラシを用いたローリング法が一般的に推奨されています。軟毛の歯ブラシによるローリング法は歯周外科治療後の幼若な組織に機械的刺激を最も与えない方法です。この方法により、歯垢や食べカスをしっかりと取り除き、口腔内の清潔さを保つことができます。
患者さんのセルフケアでも同様に軟毛の歯ブラシによるローリング法を行って頂きます。
歯ブラシを動かす方向は根尖側から歯冠側への1方向のみ、術後の付着歯肉が剝がれないように歯ブラシを動かす方向と圧に注意しながら動かしましょう。
抜糸後の口腔ケアにおいて、軟毛の歯ブラシを使用したローリング法は、歯周病や虫歯を予防するだけでなく、口腔内の清潔さを維持し、治療成績を向上させる効果が期待されます。
したがって、抜糸後の口腔ケアにおいては、プロフェッショナルなアプローチが必要となります。軟毛の歯ブラシを用いたローリング法を通じて、適切なプラークの除去を行い、口腔内の健康を維持することが重要です。患者様は、歯科医師や歯科衛生士からの指導を受けながら、適切な口腔ケアを実践することで、口腔内の清潔さを確保し、健康な歯周環境を維持することができます。
歯周組織再生療法は術後8週間までが、治療成績に大きな影響を与える大切な時期とされていますので、セルフケアで清潔を保ちましょう!
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この記事を書いた人

歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。
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