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2024/12/27
歯周病治療
「マタニティ歯科 歯周病と早産・流産との関連性について」
最近の研究により、早産や流産と歯周病の関連性が明らかになりつつあります。特に、早産や流産患者の胎盤や卵膜から歯周病菌の菌塊が発見され、また、胎盤や卵膜に炎症が認められることが報告されています。この炎症が陣痛を誘発し、早産を引き起こす可能性が考えられています。

歯周病は、口腔内での炎症が全身的な炎症反応を引き起こすことが知られており、その炎症が妊婦の体内で起こると、胎盤や卵膜にも影響を及ぼす可能性があります。この炎症により、胎盤や卵膜の状態が悪化し、早産や流産のリスクが高まると考えられています。

最新の研究では、妊娠初期であっても歯周病が早産や流産を引き起こすリスクがあることが示されています。つまり、妊娠中における口腔の健康管理は、妊婦と胎児の健康を守るために非常に重要であるということが強調されています。


さらに、歯周病が引き起こす炎症は、体内の炎症反応を活性化させ、さまざまな生理学的プロセスに影響を与える可能性があります。特に、妊婦の場合、炎症が胎盤や卵膜に影響を及ぼすことで、胎児に酸素や栄養が適切に供給されなくなり、早期の陣痛を誘発する可能性が高まります。

歯周病菌が血液中に侵入し、全身に炎症を引き起こすことも考えられます。これにより、体内の炎症反応が活性化され、子宮収縮を促進し、早産を引き起こす可能性があります。

したがって、妊娠期における口腔の健康管理は、妊婦と胎児の健康を保つために非常に重要です。定期的な歯科検診や適切な歯磨き、歯周病の早期発見と治療が必要です。また、口腔衛生に加えて、バランスの取れた食事や適切な運動、ストレス管理なども重要です。

歯周病と早産・流産との関連性については、まだ研究が進んでいる段階ではありますが、その重要性がますます認識されるようになっています。妊娠中の歯周病は決して軽視できないリスク要因であり、適切なケアが必要です。歯科医や産婦人科医との連携を図り、母子の健康を守るための対策をしっかりと講じることが大切です。



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この記事を書いた人

歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。