2024/12/08
寺田町おとなこども歯科の取り組み
「歯の命!歯根膜の大切さ」
歯根膜は、歯を支え、保護し、歯の根っこと歯槽骨との間に位置する重要な組織です。その厚さはわずか0.3mmと非常に薄いですが、その役割は非常に重要です。歯根膜は、歯を周囲の組織とつなぎ、歯の安定性を保ち、咬合圧や外部の力に対して歯を守る働きを果たしています。
歯根膜は、線維性組織や神経繊維、血管などから構成されており、歯と歯槽骨との間にクッションのような働きをしています。このクッション効果によって、歯にかかる咬合圧や外部の力が分散され、歯が過剰な負担を受けることなく機能することが可能となります。また、歯根膜には感覚神経が豊富に分布しており、歯に加わる刺激や痛みを感知し、適切な反応を引き起こす役割も果たしています。
さらに、歯根膜は歯を支えるだけでなく、歯の成長や修復、再生能力も持っています。歯が歯槽骨にしっかりと固定されているのは、歯根膜がその役割を果たしているからです。歯根膜が健康であることは、歯の安定性や機能性を維持する上で極めて重要であり、歯科医師が患者の口腔健康を評価する際にも歯根膜の状態は重要な要素となります。
歯根膜が適切に機能することで、歯の根っこがしっかりと支えられ、歯が噛みしめる力や食べ物をかみ砕く力に耐えることができます。また、歯根膜は歯槽骨との間に微小な空間を形成し、これによって歯を取り囲む環境を保護し、歯周組織の炎症や感染症から歯を守る役割も果たしています。
しかし、歯根膜も加齢や歯周病などの影響を受けることがあります。歯周病が進行すると、歯根膜に炎症が起こり、歯根膜の状態が悪化することがあります。これにより、歯根膜が適切に機能しなくなり、歯が歯槽骨から離れる「歯周ポケット」ができたり、歯槽骨が破壊されたりすることがあります。歯周病が進行すると、歯の支持が弱まり、歯がぐらつくなどの症状が現れることがあります。
歯根膜の健康を保つためには、歯磨きやフロスなどの歯科衛生習慣の徹底や、定期的な歯科検診が欠かせません。歯周病が進行してしまった場合は、歯周病治療が必要となることもあります。歯根膜の健康を守ることは、歯の寿命を延ばし、全身の健康にも良い影響を与えることができます。
歯根膜は、その薄さに反して、歯の支持や機能、感覚、再生能力など多岐にわたる重要な役割を果たしています。歯根膜の健康を守り、適切に機能させることは、口腔内全体の健康を維持するために欠かせない取り組みであり、日常的な歯科衛生習慣の徹底や定期的な歯科検診を通じて、歯根膜を健康な状態に保つことが重要です。
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この記事を書いた人
歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。
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