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2023/08/06
治療について
「競技パフォーマンスを向上させる、最強のマウスピース!
8月5と6日に大阪歯科大学で行われた、
歯学体の日本拳法部門に後輩の応援に行って参りました。


歯学体とは1年に1度行われる、歯医者の学生の体育大会になります。
その中の日本拳法という武道の部門の大会になります。
コロナの影響で3年間大会が行われなかったので4年ぶりの大会となりました。


私は学生時代にこの日本拳法をやっておりましたが、面の付け方が下手くそな時分に歯が当たって欠けてしまいました。
それからは競技用マウスピースを作って装着していました。

競技用マウスピースとは、スポーツや競技において歯や口を保護するために使用されるアイテムです。一般的には柔らかいプラスチックやシリコン素材で作られており、既製品から個人の歯の形状に合わせてカスタマイズされたものまで様々なタイプがあります。

競技用マウスピースの主な目的は、歯や口内の怪我を防ぐことです。スポーツや競技では、接触や衝撃が起こることがあります。例えば、ラグビーやアメリカンフットボールでは、タックルや衝突が頻繁に発生します。また、格闘技やボクシングでは、パンチやキックによる直接的な攻撃があります。

競技用マウスピースは、これらの衝撃や接触による歯や口内の損傷を最小限に抑える役割を果たします。マウスピースは歯を保護するだけでなく、衝撃を吸収することによって、顎や頭部へのダメージも軽減する効果があります。

さらに、競技用マウスピースは歯の噛み合わせを安定させることもできます。噛み合わせが安定することで、噛み合わせによる力の均等な分散が促進され、歯や顎関節への負担を軽減することができます。


競技用マウスピースの使用は、競技者の安全性とパフォーマンス向上に寄与する重要な要素です。適切なマウスピースを使用することで、歯や口内の損傷リスクを最小限に抑え、競技中の快適さと自信を保つことができます。

ただし競技用マウスピースは、個々の口腔状態に合わせて作らないと、高いフィット感と快適性がなく、呼吸や発音にも支障をきたします。

ですから、歯科で型どりをして個人個人にしっかりあったものを作らないといけません。

競技用マウスピースにおいて、使用してはいけない色はいくつか存在します。これらの色は、競技の公正性や安全性に影響を及ぼし、選手や審判に不利益をもたらす可能性があります。競技用マウスピースに使用してはいけない色について解説いたします。

まず第一に、明るすぎる色は避けるべきです。明るすぎる色は、他の選手や審判に目を奪われ、注意力や集中力を低下させる可能性があります。例えば、眩しさを感じるようなネオンカラーやフルオレセントカラーは、視覚刺激が非常に強く、周囲の視界を遮ることがあります。これにより、競技中の判断力や反応速度が低下し、公正な試合運営が困難になる可能性があります。したがって、競技用マウスピースには目立ちすぎる明るい色を使用することは避けるべきです。

さらに、反射光を発する色も控えるべきです。反射光を発する色は、競技場の照明や太陽光などによって反射され、周囲の人々にまぶしさや視覚的な混乱を引き起こす可能性があります。これは、例えば鏡面仕上げやメタリックな質感を持つシルバーやゴールドの色に当てはまります。このような色は、光の反射によって他の人の視界を妨げ、競技の公平性を損なう可能性があるため、使用してはいけません。

また、特定の団体やチームをイメージするカラーリングも避けるべきです。競技用マウスピースは、すべての参加者が公平な条件で競技を行うために使用されるべきです。そのため、特定の団体やチームをイメージするカラーリングは、他の参加者に対して偏見や不公平感を与える恐れがあります。例えば、特定のチームのカラーやエンブレムを使用したり、他の選手とは異なるデザインを施したりすることは、公正な競技環境を損なう可能性があるため、避けるべきであります。

最後に、視認性が低い色も使用してはいけません。競技用マウスピースは、選手や審判が迅速に認識し、適切な判断を下すことができるように設計されるべきです。そのため、視認性が低い暗い色や地味な色、特に競技場の照明条件や周囲の環境によって視認性がさらに低下する色は使用しない方が良いでしょう。逆に、明るく鮮やかな色やコントラストのある色は、視認性が高く、判断力を高めることができます。

以上が、競技用マウスピースに一般的に使用してはいけない色についての説明です。明るすぎる色や反射光を発する色、特定の団体やチームをイメージするカラーリング、視認性が低い色は、競技の公正性や安全性に悪影響を与える可能性があるため、避けるべきです。競技用マウスピースの適切な色選びは、公正な試合運営や選手の安全性を確保する上で重要な要素となります。

競技用マウスピースの色について、例えば
アメリカンフットボールでは装着しているか分からないので白、クリアが禁止
空手は団体ごとに異なると思いますが、基本は出血と勘違いするので赤色が禁止 
バスケットボールはクリアのみ使用可能
と競技ごとに異なるので所属団体に確認をお願い致します。

競技用マウスピースの使用義務があるスポーツは当方が把握しているだけで
ラグビー
ボクシング
キックボクシング
アメリカンフットボール
ラクロス
極真空手
アイスホッケー
インラインホッケー    があります。

競技用マウスピースは外傷予防の観点から小児も使用が望ましいです。
特に歯並びが乱れている方、矯正器具の付いている方は使用する価値が高まりますが、成長に合わせて作り直しが必要となってきます。


興味があるかたは、スタッフにご相談ください。
なお当院ではブーステクターという、マウスピースもご用意しております。


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