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2024/09/12
治療について,小児歯科
「哺乳瓶むし歯でパパママの注意すべきポイント④」
哺乳瓶むし歯でパパママの注意すべきポイント
④乳歯のエナメル質は永久歯の半分しかない


歯はエナメル質、象牙質、セメント質、歯髄から構成されており、そのうち最も表面に位置するエナメル質は非常に硬く、歯の保護や咬合機能を支える重要な役割を果たしています。しかしながら、乳歯においては、永久歯と比較してエナメル質の量が少ないことが特徴です。

乳歯のエナメル質の薄さは、虫歯の進行において重要な要因となります。エナメル質は酸に弱く、虫歯菌によって生成される酸によって溶かされやすい性質があります。そのため、乳歯のエナメル質が薄い場合、虫歯が進行しやすく、神経にまで達する可能性が高くなります。乳歯における虫歯が神経に達してしまうと、永久歯の生え替わりや永久歯の健康に悪影響を及ぼす可能性があることが知られています。

乳歯の虫歯が神経に達すると、炎症が進行し、神経組織が壊死してしまうことがあります。この場合、神経の壊死によって周囲の組織に感染が広がり、永久歯の生え方や歯列の発育に影響を及ぼすことが考えられます。また、歯の感染が進行すると、周囲の組織にも影響を及ぼし、歯周炎や歯根の感染などの合併症を引き起こす可能性があります。

乳歯の虫歯が進行して神経まで達することを防ぐためには、適切な歯磨きや定期的な歯科健診が重要です。歯科医師による虫歯の早期発見や処置によって、乳歯の健康を維持し、将来の永久歯の健康にも影響を与えないようにすることが必要です。

乳歯の虫歯が神経に達してしまった場合、適切な処置が必要となります。通常、虫歯が神経に達した乳歯は根管治療を行うことが考えられます。根管治療は神経を取り除き、歯の内部を清掃し、充填することで感染を治療する方法です。この治療を行うことで、乳歯の保存や周囲の組織への感染拡大を防ぐことができます。

乳歯の虫歯が神経に達することを防ぐためには、定期的な歯科健診や適切な歯磨きが重要です。歯科医師による専門的なケアやアドバイスを受けることで、乳歯の健康を維持し、将来の永久歯の健康にも影響を与えないようにすることができます。

また、乳歯の虫歯が進行してしまった場合でも、適切な処置を受けることで、永久歯の生え替わりに影響を与える可能性を軽減することができます。乳歯の神経を取り除くことで、周囲の組織への感染を防ぎ、永久歯の健康を守ることができます。

乳歯の虫歯に対する適切なケアや処置は、子どもの健康な歯の成長にとって非常に重要です。虫歯の早期発見や治療を行うことで、乳歯の健康を維持し、将来の永久歯の健康にも影響を与えないようにすることが大切です。定期的な歯科健診や適切な歯磨きを通して、子どもの歯の健康を守り、将来の健康な口腔環境を築いていくことが重要です。




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この記事を書いた人

歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。