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2024/07/14
小児歯科
「生後6か月の赤ちゃんの様子 歯磨きを始めるべき?」
赤ちゃんの歯が生え始める時期は個人差がありますが、一般的には生後6ヶ月頃から乳歯が生え始めると言われています。しかし、歯がまだ生えてきていない赤ちゃんもいるかもしれません。歯が生え始める前からお口のケアを行うことは、赤ちゃんの歯の健康を促進し、将来の歯の健康に影響を与える重要な準備となります。

赤ちゃんのお口のケアのウォーミングアップとして、まずは毎日お口の周りを柔らかいガーゼや歯ブラシで優しく拭くことから始めましょう。これにより、お口周りの清潔を保ち、細菌や食べカスを取り除くことができます。赤ちゃんが慣れるまで、最初は少しずつやさしく触れる程度で十分です。

お口の中を指で優しくマッサージすることも有効です。これにより、歯茎の血行が促進され、歯が生えてくる際の痛みやかゆみを和らげる効果が期待されます。歯が生えていない段階でも、お口の中の衛生状態を整えることで将来の虫歯や歯周病の予防につながります。

赤ちゃんが飲むミルクやお茶などの液体は、歯に付着した糖分が虫歯の原因となる可能性があります。そのため、飲ませた後は必ずお口を水で洗い流すように心がけましょう。また、赤ちゃんの食事や飲み物に含まれる砂糖や酸が歯に与える影響にも注意し、歯の健康を守るために適切な食生活を心掛けることも大切です。



歯みがきは歯ブラシを使って行うことが一般的ですが、赤ちゃん用の柔らかい歯ブラシや指ブラシを使用するとより効果的です。歯みがきは朝晩の食事の後に行うと良いですが、赤ちゃんがリラックスしている時や眠る前など、リラックスした状態で行うと効果的です。

また、赤ちゃんの歯みがきには歯磨き粉を使わない方が良いと言われています。赤ちゃんは歯磨き粉を飲み込んでしまう可能性があるため、歯磨き粉を使わずに水だけで歯みがきを行うことが安全です。

最後に、赤ちゃんの歯が生え始める時期には、歯が生える際の痛みやかゆみに対処するために、冷たい歯かみ具や冷たいタオルを使って歯茎をマッサージすると効果的です。また、歯が生えてくると歯ぎしりが起こることもありますので、その時には歯ぎしりを抑えるための対策も行ってあげましょう。

赤ちゃんの歯の健康は将来の歯の健康に大きく影響を与えるため、早めにお口のケアを始めることが重要です。親と赤ちゃんが協力して、楽しく適切なケアを行うことで、赤ちゃんの健やかな成長と将来の歯の健康を守ることができます。


まとめると
①食後は飲み物を飲ませて口の中に食べかすが溜まるのを防ぐ

②赤ちゃん用歯ブラシを与えてみる

③歯がはえ始めたら濡らしたガーゼで歯の表面をやさしく拭く

赤ちゃんが生まれてから歯が生え始めるまでの期間は、虫歯菌が口の中に存在しないとされています。赤ちゃんは母乳や離乳食などの食事しか摂取しておらず、唾液によって口の中が清潔に保たれているため、虫歯の心配はほとんどありません。しかしながら、歯が生え始める時期に備えて口腔ケアの準備をすることは重要です。



赤ちゃんの口の健康は将来の歯の健康に大きく影響を与えるため、早めに口腔ケアの習慣を身につけることが重要です。お母さんと赤ちゃんが協力して、楽しく適切なケアを行うことで、赤ちゃんの健やかな成長と将来の歯の健康を守ることができます。









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この記事を書いた人

歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。