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2024/07/04
寺田町おとなこども歯科の取り組み,予防歯科
「生え変わりの時期における歯肉炎のリスクを低くする、4つのポイント」
生え変わりの時期は歯肉炎になりやすいというのは、実際に歯科医学の観点からも理解されている重要な事実です。歯肉炎は歯周組織の炎症を指し、その主な原因は、歯垢や歯石に含まれる細菌が歯ぐきに炎症を引き起こすことによるものです。歯垢や歯石は、日常的な歯磨きだけでは完全に除去することが難しいため、適切なケアが必要となります。

生え変わりの時期とは、乳歯が永久歯に生え変わる時期を指し、通常は6歳から12歳ごろにかけて行われます。この時期は、歯が生え変わる過程で歯ぐきに負担がかかるため、歯肉炎が発生しやすくなります。乳歯から永久歯への生え変わりの際、歯ぐきの状態が弱まったり、細菌の繁殖が活発化したりすることで、歯肉炎が引き起こされる可能性が高まるのです。

特に、乳歯と永久歯が同時に口の中に存在する時期は、歯並びの乱れや歯と歯ぐきの間に食べかすがたまりやすい状況となります。これによって、歯垢や歯石が溜まりやすくなり、歯肉炎のリスクが増大します。また、生え変わりの時期は子どもたちが歯磨きを怠ることが多いため、歯周病の予防が不十分となりやすいという点も考慮すべきです。

生え変わりの時期に歯肉炎が発生すると、歯ぐきが腫れたり出血したりするなどの症状が現れることがあります。これらの症状が放置されると、歯周病の進行や永久歯の健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、早期の対応が求められます。

したがって、生え変わりの時期には特に、適切な歯磨きや歯間ケアを徹底することが重要です。定期的な歯科検診を受けて、歯周病の早期発見や適切な治療を受けることも大切です。子どもたちには、歯の健康を守るための正しい歯磨きの方法や口腔ケアの重要性を理解させることが必要です。生え変わりの時期における歯肉炎のリスクを認識し、適切な対策を講じることで、口腔内の健康を維持し、将来の歯周病の発症を予防することができるでしょう。


さらに、生え変わりの時期における歯肉炎のリスクを低くするためには、以下のようなポイントに注意することが重要です。

1. 歯磨きの徹底:歯垢や歯石をしっかりと除去するためには、正しい歯磨きの方法を実践することが必要です。歯ブラシや歯間ブラシを使って、歯と歯ぐきの間の汚れをしっかりと取り除くようにしましょう。

2. 口腔ケアの習慣化:歯磨きだけでなく、口腔ケア全般をしっかりと行うことが重要です。歯磨き後のうがいや歯間ケア、歯科医院でのプロフェッショナルケアなど、口腔内の清潔を保つための習慣を身につけましょう。

3. バランスの取れた食生活:栄養バランスの取れた食事を心掛けることで、免疫力を高めることができます。また、食べ物のかすが歯と歯ぐきの間に詰まりやすいものは控えるようにし、口内環境を清潔に保つことが重要です。

4. 歯科検診の受診:定期的な歯科検診を受けることで、歯周病や歯肉炎の早期発見や適切な治療を受けることができます。歯科医師の指導やアドバイスを受けながら、口腔内の健康を維持するための助言を得ることが重要です。

生え変わりの時期は、歯の健康を守るためにとても重要な時期です。適切なケアを行うことで、歯肉炎やその他の口腔内トラブルを予防し、健康な歯と歯ぐきを維持することができます。子どもたちには、口腔内の健康状態やケア方法について理解を深めさせるとともに、定期的な歯科検診を受ける習慣を身につけさせることが大切です。生え変わりの時期を健康的に過ごすために、適切な対策を講じて口腔内の健康を守っていきましょう。




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この記事を書いた人

歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。