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2024/03/05
むし歯治療
「レーザーで見る歯の真実!半導体レーザー診査法の魅力」
レーザー蛍光度測定は、半導体レーザーを用いた歯科診査法の一つです。この技術では、励起波長が620~650nmの赤色半導体レーザーを歯質に照射することで、歯の蛍光反応を観察し、健全な歯質と蝕部との間に現れる蛍光波長の差を検出します。具体的には、健全な歯質と蝕部では、蛍光波長が680nm以上で異なることが観察されることから、この特性を利用して蝕の進行度を数値化することが可能となります。

このレーザー蛍光度測定を用いることで、歯科医師は定量的なデータを得ることができ、蝕の進行度や状態を客観的に評価することができます。これにより、治療計画の立案や治療効果のモニタリングにおいて、より的確な判断が可能となります。また、レーザー蛍光度測定は非侵襲的な診査法であり、歯を傷つけずに歯の状態を評価することができるため、患者にとっても負担が少ないという利点があります。

さらに、レーザー蛍光度測定は高感度であり、微細な蝕の変化や初期の蝕部も検出することができるため、予防歯科や早期治療の重要な手段として活用されています。この技術は、歯科診療のデジタル化やIT化の進展にも貢献し、歯科医療の効率性や精度を向上させることが期待されています。

総括すると、レーザー蛍光度測定は半導体レーザーを用いた歯科診査法であり、蝕の進行度を数値化して表すことが可能な優れたツールであると言えます。その客観的な評価能力や非侵襲性、高感度などの特長から、歯科医療分野において重要な役割を果たしています。今後も技術の進化や研究の発展により、さらなる応用の拡大や精度の向上が期待される技術であり、歯科医療の発展に大きく貢献することが期待されます。


レーザー蛍光度測定は、従来の視覚的な診断やX線検査に比べて、より客観的かつ正確な診断を可能とする点が大きな利点です。特に、初期の蝕や微細な変化を検出する能力が高いため、予防歯科や定期検診において重要な役割を果たしています。また、治療後のモニタリングや再発の早期発見にも役立つため、患者の歯の健康管理においても有用です。

さらに、レーザー蛍光度測定は、歯科医師が患者に対して説明を行う際にも有益です。数値化されたデータをもとに、蝕の進行度やリスクを視覚的に示すことができるため、患者も自身の歯の状態を理解しやすくなります。これにより、患者は適切な予防措置や治療を行う意識を高めることができ、歯の健康状態を維持するための取り組みが促進されるでしょう。

レーザー蛍光度測定は、歯科医療の技術革新や研究の進展により、さらなる発展が期待されています。例えば、さらなる波長の追加や蛍光特性の解析の精度向上などが進められることで、より高度な診断や治療支援が可能となるでしょう。また、AI(人工知能)技術との組み合わせにより、より効率的なデータ解析や診断支援が実現される可能性もあります。

総括すると、レーザー蛍光度測定は、半導体レーザーを用いた新たな歯科診断法であり、その高い客観性や正確性、非侵襲性、高感度などの特長から、歯科医療の重要なツールとして確立されつつあります。今後も技術の進化や研究の発展により、さらなる革新が期待される分野であり、歯科医療の質の向上や患者の健康増進に大きく貢献することが期待されます。


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この記事を書いた人

歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。