2025/06/30
入れ歯(義歯)
「パウンドラインが教える!下顎床義歯の臼歯配置の秘密」
パウンドラインは、下顎犬歯近心隅角とレトロモラーパッドの舌側面を結ぶ直線のことを指します。この直線は、下顎全部床義歯の臼歯部人工歯を配置する際の目安となります。パウンドラインを考慮することによって、義歯を適切な位置に配置することが可能となり、患者の咬合や口腔機能の改善につながります。
パウンドラインは、義歯治療において非常に重要な指標として位置付けられています。下顎犬歯近心隅角とレトロモラーパッドの舌側面を結ぶ直線は、下顎骨の解剖学的構造や口腔内の機能を考慮した上で決定されるものであり、その位置が正確であることが義歯の適合性や機能性に直結します。
パウンドラインを基準として下顎全部床義歯の臼歯部人工歯を配置することにより、咬合時における下顎の適切な位置関係を維持することが可能となります。これにより、咬合力や食物を咀嚼する際の安定性が向上し、患者の食事や会話などの日常生活における口腔機能が改善されます。
パウンドラインを基準とした下顎全部床義歯の臼歯部人工歯配置は、患者個々の口腔状態や咬合の問題に合わせて調整されることが重要です。適切なパウンドラインの位置を見極めるためには、患者の口腔内の解剖学的構造や筋肉の動き、咬合のパターンなどを総合的に評価する必要があります。
パウンドラインが適切に定められ、それに基づいて下顎全部床義歯の臼歯部人工歯が配置されると、患者はより快適な咬合感覚を得ることができます。また、咬合力の分散が均等になり、義歯や自然歯の負担が軽減されるため、長期的な口腔健康の維持にもつながります。
パウンドラインを考慮した臼歯部人工歯の配置は、義歯治療において技術的な精度や臨床経験が求められる部分でもあります。歯科医師や技工士は、患者の口腔状態や機能を総合的に判断し、パウンドラインを正確に設定することで、患者にとって最適な治療結果を提供するために努める必要があります。
総合すると、パウンドラインは下顎全部床義歯の臼歯部人工歯配置において重要な概念であり、正確な位置決めが患者の口腔機能や咬合の安定性に大きな影響を与えることが分かります。患者と歯科医療チームが協力してパウンドラインを適切に設定し、適切な治療計画を立てることで、患者の口腔健康や生活の質を向上させることが可能となります。
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この記事を書いた人

歯科医師 厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。
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