2025/05/24
寺田町おとなこども歯科の取り組み
「歯科用キシロカインカートリッジ」
歯科用キシロカインカートリッジは、リドカイン塩酸塩を主成分とする局所麻酔剤であり、歯科治療において幅広く使用されています。リドカインは、アミノアミド系の麻酔薬であり、神経終末に作用して神経伝達を遮断することで麻酔作用を発揮します。この作用により、歯科治療中や治療後の痛みや不快感を効果的に軽減することが可能となります。

さらに、歯科用キシロカインカートリッジには血管収縮薬としてアドレナリンが含まれています。アドレナリンは交感神経刺激薬の一つであり、血管収縮作用をもつことが知られています。アドレナリンの血管収縮作用は、局所麻酔剤が吸収される血管を収縮させることで、麻酔効果の持続性を高めます。
アドレナリンの血管収縮作用により、歯科用キシロカインカートリッジの麻酔成分であるリドカインが血管内に吸収される速度が抑制されるため、麻酔効果が長時間持続するとされています。また、アドレナリンは局所麻酔剤の拡散を抑制する働きもあり、麻酔の効果範囲を狭めることができます。これにより、歯科治療中や治療後の痛みや不快感をより効果的に軽減することが可能となります。
アドレナリンは、血管収縮作用以外にもさまざまな生理作用を持っています。例えば、心臓の収縮力を増加させる作用や、血圧を上昇させる作用があります。これらの作用は、アドレナリンが交感神経刺激薬として働くためであり、身体の緊急時の反応を調節する重要な役割を果たしています。
歯科治療において、アドレナリンは麻酔の効果を高めるだけでなく、出血を抑制する効果も期待されます。アドレナリンの血管収縮作用により、治療部位の血管が収縮されるため、出血が抑制されます。これにより、歯科医師はより正確な処置を行うことができ、治療の安全性と効果を向上させることができます。
ただし、アドレナリンは交感神経刺激薬であるため、一部の患者にとっては副作用を引き起こす可能性があります。例えば、心臓疾患や高血圧の患者、甲状腺機能亢進症の患者などは、アドレナリンによる血圧上昇や心拍数の増加が問題となる場合があります。そのため、歯科医師は患者の健康状態や過去の病歴を適切に把握し、アドレナリンを使用する際には慎重に検討する必要があります。
歯科用キシロカインカートリッジに含まれるアドレナリンは、適切な使用と管理が行われることで、歯科治療の効果を高めると同時に患者の安全性を確保する重要な役割を果たします。歯科医師は患者の個々の状況に応じて、アドレナリンの使用を検討し、最適な治療計画を立てることが求められます。その結果、より快適で効果的な歯科治療を提供することが可能となります。
かかりつけ歯科、マタニティ歯科、痛くない麻酔、無痛治療、笑気麻酔、子供のむし歯予防、虫歯治療、光学印象、精密根管治療、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)、フッ素塗布、フッ素イオン導入、大人の予防歯科、目立たない入れ歯治療、歯周病治療、親知らずの抜歯、クリーニング、保険診療全般のこと、競技用マウスピース(BOOSTECTORブーステクター)、セラミックインプラント、成人矯正、マウスピース矯正(インビザライン)、小児矯正(マイオブレース)、MRC矯正、メタルフリー治療(金属アレルギー対応)、セラミック治療、歯質強石灰化システム(CAPシステム)+スーパーポリリンホワイトニング、ハイブリッドポリリンホワイトニングシステム、PBMオルソ(デンタルヘルスガード)等々、お口の事ならどんな些細なことでも天王寺区天王寺駅から環状線で1駅の大阪市生野区寺田町にあるママと子供に優しく、丁寧なカウンセリングでむし歯にしない駅近くの患者さん1人ごとにヨーロッパ基準の滅菌器で滅菌、消毒をしっかりする小児歯科であり歯髄細胞バンク認定歯科施設の「寺田町おとなこども歯科矯正歯科」へご相談ください。阿倍野区源ヶ橋のバス停から徒歩1分。24時間ネット予約対応しています。クレジットカード決済、QRコード決済も可能な歯医者です。
あなたへオススメの記事
この記事を書いた人

歯科医師 厚生労働省認定 臨床研修指導歯科医
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。