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2023/07/22
治療について,小児矯正,成人歯科矯正
「MRC矯正で痛みなし、効果抜群の歯列矯正!」
当院の小児矯正はマイオブレースと呼ばれるマウスピースを用いたMRC矯正と呼ばれる矯正方法を行っております。



MRC矯正(Myofunctional Research Co.矯正)とは、顎の成長と発達を促進し、正しい咬合(噛み合わせ)を形成するための矯正治療法です。この治療法は、咬合の問題を根本から解決することを目指し、顎の筋肉と舌の機能を改善することに焦点を当てています。
実は歯は、顎の筋肉と舌の筋肉の力のバランスのとれる位置に誘導されているのです。

MRC矯正は、口呼吸や舌の位置の問題、口唇筋の弱さなど、幼少期からの不適切な咬合習慣に対処するために開発されました。この治療法は主に子供に対して適用されますが、成人にも効果があります。

MRC矯正の主な目標は、正しい顎の成長や発達を促すことです。正しい顎の位置や咬合を形成するために、顎の骨や筋肉を適切に刺激することが重要です。治療の初めには、患者の咬合や口の状態を評価し、問題の原因を特定します。

治療の一環として、マイオブレースと呼ばれる特殊なマウスピースやトレーニングデバイスが含まれます。マウスピースは、顎の成長を促進するために使用され、患者の咀嚼力を向上させます。トレーニングデバイスは、舌や口唇の筋肉を強化し、正しい筋肉のバランスを形成するのに役立ちます。

治療中の患者は装置の使用方法は、起きてる間に1時間口の中に入れてことと、夜は装置を入れたままで朝まで寝る。
これだけです。
これだけで特定の筋肉がトレーニングされます。これにより、正しい舌の位置、口唇の閉じ方、飲み込みの方法などを習得することができます。また、食事や発声の習慣も指導され、正しい顎の発達を促進します。

MRC矯正は、他の矯正治療法と比較して、非侵襲的であり、痛みや不快感が少ないとされています。また、治療期間は個人によって異なりますが、一般的には6か月から2年程度と言われていますが、筋肉のバランス、歯の位置、装置の使用状況でかわってくるのでご配慮願います。


この治療法の最終目標は、正常な咀嚼機能、美しい顔のバランス、健康な口腔、歯並びを実現することです。正しい咬合は、咀嚼能力の向上、言語の発達、呼吸の改善などにつながります。

では、具体的には

MRC矯正は、幼少期からの不適切な咬合習慣に対処するために開発された治療法です。顎の成長と発達を促進し、正しい咬合を形成するために、顎の筋肉と舌の機能を改善することが目標です。この治療法は非侵襲的であり、痛みや不快感が少ないとされています。治療期間は個人によって異なりますが、正常な咀嚼機能や美しい顔のバランス、健康な口腔を実現するためには、MRC矯正は優れた選択肢となります。

MRC矯正の開始時期は、通常は乳歯が生え始めた頃から行われます。乳歯期から早期に治療を始めることで、正しい顎の発達を促進し、将来の歯並びや咬合の問題を予防することができます。

MRC矯正のメリットはいくつかあります。まず、非侵襲的な治療法であるため、痛みや不快感が少なく、患者の負担が軽減されます。また、顎の成長と発達を促進するため、正しい咬合や顔のバランスを形成することができます。正しい咬合は、咀嚼機能の向上や言語の発達、呼吸の改善などにつながります。さらに、早期に治療を開始することで、将来の矯正治療の期間や費用を減らすことができます。

一方、MRC矯正のデメリットも考慮する必要があります。治療期間は個人によって異なりますが、通常は6か月から2年程度かかります。また、治療には患者の協力が必要であり、日常生活で特殊な装置を使用する必要があります。これにより、装置の手入れや装着の維持に努める必要があります。さらに、治療が進むにつれ、一時的な口の違和感や生活習慣の変更が必要になることもあります。
また、このMRC矯正だけでは改善はしきれず、従来のワイヤーによる矯正やインビザラインと呼ばれるマウスピースを併用しないといけない場合もあります。

乳歯が生えそろったら、虫歯の検診だけではなく、矯正も必要であれば提案させて頂きますので1度当院へお越しください。

この記事を書いた人

歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。