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2024/09/20
口腔外科・親知らず
「歯を抜いたら出現する「血餅」って何?知っておきたい口腔内の秘密」
歯を抜くと、口腔内にはポッカリとした穴が開きます。この穴には、通常は歯を支えていた骨が露出し、周囲の組織との間に隙間ができます。血管が露出することで、穴の中には血液がたまります。この血液が凝固してできるのが「血餅(けっぺい)」と呼ばれるものです。

血餅は、歯を抜いた直後から徐々に形成されます。血液が凝固してできるこの凝固塊は、穴を埋める役割を果たします。また、血餅は穴の中で傷口を保護し、感染を防ぐ役割も担っています。時間をかけて、血餅は徐々に体内で分解され、その後傷口は治癒していきます。

歯を抜いた後は、適切なケアが必要です。口腔内の清潔を保ち、血餅が正常に形成されるためには、口をゆすいだり、刺激を避けたりするなどの注意が必要です。また、抜歯後には食事にも気をつける必要があります。硬い食べ物や熱い飲み物は避け、穴の中に詰まらないように注意することが重要です。


血餅が形成される過程では、穴の中で新しい組織が形成されるため、最初は赤っぽい色をしています。これは新しい血管が形成され、傷口が修復される証拠です。徐々に血餅は白っぽくなり、硬くなっていきます。この段階では穴の中が充填され、傷口が保護される役割を果たしています。

血餅が十分に形成されると、次第に体内で分解されていきます。このプロセスを経て、新しい組織が形成され、歯を抜いた部位の傷口が完全に治癒します。この過程は通常1〜2週間程度かかりますが、個人差や抜歯した歯の位置、抜歯した理由などによって異なる場合もあります。

抜歯後は、歯科医の指示に従い、適切なケアを続けることが重要です。抜歯部位が痛みや腫れを引き起こす場合は、炎症が進んでいる可能性があるため、早めに歯科医に相談することが大切です。また、抜歯後の食事にも気をつけ、柔らかい食べ物や冷たい飲み物を摂取することで、抜歯部位の負担を軽減することができます。

歯を抜くことによってポッカリとした穴が開き、血餅が形成される過程は、体内での修復プロセスの一部です。適切なケアを行い、時間をかけて傷口が治癒されることで、抜歯後の回復を円滑に進めることができます。




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この記事を書いた人

歯科医師
上垣 公彰
プライベートでは2人の父親です。
2人ともむし歯はありません!!
私が実践した、こどもをむし歯にしない方法をお伝えします。